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『光る君へ』の花山天皇役・本郷奏多が危なくてクセになると大評判!

光る君へ 花山天皇 本郷奏多

NHK大河ドラマ『光る君へ』の第2回から、本郷奏多(ほんごうかなた)さん演じる花山天皇(師貞親王)が登場しました。

品のある端正な容貌と危ない言動は視聴者のハートを激しく揺さぶり、ネットでも大評判。

独特の個性で知られる本郷奏多さんですが、今回は今まで以上に大胆な脚本・演出で、ますますパワーアップした姿が見られそうです。

そんな本郷奏多さんはどんな人なのか、もっと知りたい人のために、彼の以前の出演作品やプロフィール、エピソードなどを紹介します。

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本郷奏多が演じた自由すぎる花山天皇とは

師貞親王時代は「足芸」を披露

花山天皇を演じているのは本郷奏多(ほんごうかなた)さん。

天皇に即位する前の師貞(もろさだ)親王として初めて登場した時は、やんごとない身分でありながら、NHKでありながら、その常軌を逸したふるまいで視聴者を激しくザワつかせました。

教育係の藤原為時(岸谷五朗)の目の前で、自分を「オレ」と呼ぶ、両足で扇を持ってぴーっとひらいて見せる、母娘と床入りした話(当時もものすごいタブー)を赤裸々に語る……

Keiko

母娘と……というのは史実に残っている話ですが、実際はこんな若い時ではなく、後年になってからだそうです。

その一方で、為時に、「お前だけがずっと自分のそばにいてくれた」的な感謝を述べて式部丞(しきぶのじょう)に取り立てることを約束するという、温情や理知的な面ものぞかせます。まったく一筋縄ではいかないキャラクターです。

X(旧ツイッター)ではもちろん「花山天皇」「本郷奏多」がトレンド入りしました。

Keiko

高貴なクズ!簡潔で的を射た表現です。もちろん花山天皇はただそれだけの人ではなく、知性もあり、ピュアな一面も持っています。本郷さんは、NHK大河ドラマ・ガイド『光る君へ 前編』の中で、花山天皇のことを「子どものまま何もわからず即位した人」と評しています。

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『光る君へ』はドラマの中で流れる音楽(劇伴)もおしゃれでインパクトがあります。平安時代とロックの組み合わせ……新鮮。シーンによってはバロック調の音楽も使われていて、それがまたよくマッチしているのです。

即位後は女御の忯子を溺愛するが……

円融天皇が亡くなり、花山天皇として即位すると、彼は政治に意欲を見せます。そして藤原斉信(金田哲)の妹である忯子(よしこ)(井上咲楽)を女御として迎え入れ、深く寵愛します。

花山天皇が忯子の手首をそっと縛る上の場面も、大きな話題を呼びました(相変わらず攻めるNHK)。

しかし、その後、懐妊した忯子は体調が悪化し、そのまま母子ともに亡くなってしまいます。号泣する花山天皇。その手には忯子との「思い出の品」が……。

彼は彼なりに、本当に忯子を愛していたのでしょう。気落ちした彼は叔父の藤原義懐(高橋光臣)を参議に取り立て、彼に政をほとんど委ねてしまいます。そのことが重臣たちの不興を買い、さらなるトラブルを呼んでしまいます。

子役(伊藤駿太)がすでにスゴかった

『光る君へ』第1回では、幼少期の師貞親王が登場していました。短時間の出演ながら、この子の振り切った演技がまたスゴかったですね。演じたのは伊藤駿太(いとうしゅんた)くんという13歳の子役です。この子が6年後に「本郷奏多」になっても全然違和感がありませんね。

Keiko

上のポストは伊藤駿太くんをほめたたえる声の代表的なもの。同じ内容の投稿が、他にも数えきれないくらいありました。これほどまでにみんなが口にする「本郷奏多感」。多くの人の中に、確立された本郷奏多像があるんですね。私はまだまだ本郷さんのコト、知らなかったんだと気づきました。

「キングダムの成蟜(せいきょう)を思い出す」と評判に

本郷奏多さんの花山天皇を見て、彼が映画『キングダム』で演じた王族の成蟜(せいきょう)を思い出す人も続出しました。

春秋戦国時代の中国が舞台の『キングダム』で、成蟜は、主人公・嬴政(えいせい)の異母弟という設定です。成蟜は、自身の血筋にプライドを持ち、臣下を道具のように使う暴君であり、自分こそが純血の王にふさわしいと信じてクーデターを起こします。

本人のコメントによれば、このエゴイスティックな王族・成蟜を、彼は「自分の性格と似ている」と感じながら演じたそうです。正直というか何というか。

朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の五十嵐役も相当だった

思い起こせば、本郷奏多さんがNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で演じた五十嵐文四郎という役も相当エキセントリックでした。

五十嵐は、川栄李奈さん演じるヒロイン・ひなたが働く撮影所に所属する大部屋俳優。最初は非常に感じの悪い男として登場しますが、良いところもあり、やがてひなたと恋人同士になります。しかし、どうしても時代劇俳優として芽が出ず、撮影所を辞めると同時に彼女からも去ってしまいます。

長い年月ののちに2人は再会し、よりが戻るか?と思わせる展開になりますが、最後はあっと驚く肩すかしで終わってしまい、ファンを嘆かせたのでした。

Keiko

とにかく、空気を読まないのもたいがいにせい!と言いたくなる、クセの凄いキャラでした。

本郷奏多のプロフィール

ここで本郷奏多さんのプロフィールを紹介します。

本郷さんは1990年11月15日生まれ、宮城県仙台市出身。俳優声優、そしてYouTuberでもあります。

「奏多(かなた)」という名前は珍しいですが、その由来はお兄さんが「遥(はるか)」なので、兄弟で「はるか・かなた」にしようとご両親が考えたとか。名前の漢字は、画数を良くするためにこの字が選ばれたそうです。

彼は幼少期からモデル活動を行い、2002年の映画『リターナー』で俳優デビューを果たしました。14歳の時には映画『HINOKIO』(2005年)で初主演を務め、同年のTBSのドラマ『あいくるしい』での演技で注目されました。子役時代から演技力を磨いてきた本郷さんは、演技派として高い評価を受けています。

主な出演作品は次のとおり。

映画
『MOON CHILD』『HINOKIO』『実写版 テニスの王子様』『NANA2』『青い鳥』『GANTZ』『進撃の巨人』『キングダム』など

テレビドラマ
『ヒミツの花園』『生徒諸君!』『正義の味方』『ヤンキー君とメガネちゃん』『なぞの転校生』『弱くても勝てます 〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜』『アカギ』『ラブホの上野さん』『カムカムエヴリバディ』『姪のメイ』など

趣味など
本郷さんは多趣味です。具体的にはガンプラ、トレカ、テレビゲーム、サバイバルゲーム、漫画、音楽鑑賞、テニス、ベース、ギター、写真撮影、ビリヤード、ダーツなど。
また、YouTubeチャンネル「本郷奏多の日常」を運営しています。
犬好きで、心安らぐ時間は愛犬の“ラミ”と一緒に過ごすひととき。本は電子書籍で読むタイプで、「合理的な思考に基づいて生きている」と自己分析しています。

本郷奏多は素顔も変人?

本郷奏多さんにはいくつかの「変人」エピソードがあります。

彼は自宅を訪れる友人に、まず玄関で着替えさせるほどの潔癖症。エレベーターのボタンはスマートフォンの角で押すそうです。

ただ、一部では彼の潔癖症が「ビジネス潔癖」「キャラづくり」ではないかとみる向きもあります。役者の仕事がなくなったら何も残らないと考えているため、極端な潔癖症でありながら握手会を開催したりするからです。公共のプールに入ることもできるようです。

食生活に関しては、食事を「異物を体内に取り入れる行為」と捉えており、食事に対する喜びを感じないと語っています。でも「本郷奏多はグミとポテチしか食べない」という噂はウソだと本人が否定しています。

共演者からの声としては、川栄李奈さんの「こんな人見たことない」というコメントを挙げておきましょう。 ネガティブな性格の役柄が多い本郷さんですが、本人は「実は根っからのポジティブ思考で、合理主義者」と自己分析しています。

また、公式YouTube「本郷奏多の日常」のサブチャンネルでは、大量に購入したイッカネズミ(ポケモンの一種)のグッズを開封し、可愛いイッカネズミのフード付きパーカーを着てみせたりする(着ぐるみ状態になっています)、お茶目な一面もあります。

まとめ

大河ドラマ『光る君へ』の花山天皇(師貞親王)の役で大評判の、本郷奏多さんについての情報をまとめました。

子役時代からの長いキャリアがあり、クセが強いけれど噛んでいるうちに美味しくなるグミみたいな人だとわかりました。

唯一無二の個性を武器に、ますます活躍しそうな本郷さん。彼のロックな演技に今後もおおいに期待しましょう!

『光る君へ』の登場人物の関係がサクッとわかる相関図と解説はこちらです↓

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この記事を書いた人

Keikoのアバター Keiko 編集者・ライター

雑誌記者歴10年以上、書籍制作で発行部数150万部超の編集者・ライターです。テレビドラマや映画、音楽、タレント、俳優、アーティスト等の気になる話題など、私のアンテナが反応した情報をお届けします。

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