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『光る君へ』藤原道兼役がハマりすぎの玉置玲央は損か得か エモいSNSも紹介

光る君へ藤原道兼役玉置玲央損した?得した?

大河ドラマ『光る君へ』の藤原道兼役で話題沸騰の玉置玲央さん。

彼はその優れた演技力でバイオレンス道兼を演じ、お茶の間を震え上がらせました。

玉置さんは、一方で、X(旧ツイッター)の中で「道兼の中の人」として生の声を届け、「エモい」と評判になっています。

道兼を演じたことは、環さんにとって損だったのか?得だったのか?

玉置さんが演じている藤原道兼の役柄や、Xでの彼の投稿、やファンの反応などから検証してみたいと思います。

『光る君へ』を見ている人、これから見る人の予習復習にも使えます。ドラマの激しい展開にドキドキしている人も、この記事で少しほっとしてもらえますように。

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玉置玲央が『光る君へ』の道兼役で注目された理由は?

「愛に飢えたバイオレンスな藤原家の次男」がうますぎる

2024年1月から始まった『光る君へ』は、平安時代中期を舞台に紫式部の生涯を描く大河ドラマ。このドラマでは、紫式部の生涯のソウルメイトが藤原道長という設定で、その次兄、藤原道兼を演じているのが玉置玲央さんです。

この道兼が大変な問題児で、どうかすると演じた人にとってイメージダウンになりそうな役柄なのです。

以下、第1回と第2回の道兼の行動を簡単にふりかえります。(ネタバレあり。キャストは敬称略)

[第1回]道兼、衝撃の初登場

実の兄弟でありながら、道兼(玉置玲央)は道長(柄本佑)につらく当たります。その裏にはコンプレックスや寂しさが渦巻いているのですが、彼の理解者はいません。虫の居所が悪いというだけで、道長に暴力をふるうこともしばしばです。

ある日、いつものように弟をいじめていたのを母に叱られ、何が悪いのか理解できない彼は、イライラしながら外出します。そして、ちょっとしたいざこざの末、カッとなってヒロイン・まひろ(吉高由里子)の母(国仲涼子)をひと突きで刺殺してしまうのです。

この展開だけでも衝撃的ですが、返り血を浴びたまま家に戻った姿を「道長に見られたか?」と感じた道兼=玉置さんの形相のすごさは、視聴者の度肝を抜きました。中には、「見るのがつらい」と離脱をほのめかす声も……。

[第2回]父のむごい命令

6年後。道兼は、父の兼家(段田安則)から、帝に体を弱らせる薬を飲ませろと命じられます。実は、兼家は道兼の事件を知っていて、自ら隠ぺいしたというのです。彼は「お前は家の名を血で汚し、自分の手も汚させた」と道兼に圧力をかけます。元々、その一件がなくても道兼に汚れ役をさせるつもりでいたのですが……。

そうとは知らない道兼は父に詫び、自分を認めてもらうために父の命令を承諾するのです。

自分の出世と家の繁栄のため、次男の道兼に泥をかぶせようとする、非情な兼家。必死にそんな父の歓心を買おうとする道兼の表情が、哀しい親子関係を浮き彫りにしていました。

リアルすぎる表情と演技にふるえた視聴者たち

単に自己中で乱暴なだけではなく、こじらせたプライドやら承認欲求やら、父への思慕やら、いろいろなものを抱えたドラマの中の道兼。

演技巧者の玉置玲央さんがあまりにリアルに演じたため、視聴者はふるえました。「クレイジーなハマり役キャラ」とする人、役に腹を立てる人、怖がる人、その他いろいろ。

Keiko

あら?「ムカつく」とか「怖すぎる」と言いつつ、結局は玉置さんの演技を楽しんでいる気配が……。

清廉なイイ人からクズの自己中キャラまで!玉置玲央の演技と存在感

玉置玲央さんは1985年生まれ。「劇団柿食う客」という劇団に所属する俳優です。

近年は舞台以外にも活躍の場を広げ、初出演の映画『教誨師』で演じた「自己中の死刑囚役」で高い評価を得ました。

数々のテレビドラマにも出演、NHKでは朝ドラ『花子とアン』『おかえりモネ』、ドラマ10『大奥シーズン2』などの他、『光る君へ』で3度目の大河ドラマ出演を果たしています。

本人は「クズの役が得意」と語っていますが、『大奥』で演じた正義感あふれる黒木良順役も素晴らしく、彼の慟哭シーンでは多くのファンが共に泣きました。

Keiko

私も玉置さんは「大奥のイイ人、黒木さん」のイメージが強かったので、今回の道兼は同一人物とは思えません。でも、演じた数が多いのはクズの方なんですね……。

大奥シーズン2をよく知らない方はこちらをどうぞ。玉置さんの役柄がわかります。↓

この記事の医療編のあらすじや感想で、玉置さんについて筆者が熱く語っています↓

あの道兼とは真逆!玉置玲央のエモいSNS(X)を解剖

前述のあらすじからもわかるように、『光る君へ』での藤原道兼の登場シーンには笑顔やなごやかなムードはなく、ずっと不穏な、張りつめた空気が漂っています。

ところが、SNSをチェックすると、そんな空気を一気にゆるませ、笑顔を誘う投稿が見つかります。それが、玉置さんのXへのリアタイ(リアルタイム)投稿です。

玉置玲央@Xの一番盛り上がった投稿はこちら

玉置玲央さんの投稿でもっともバズったのが、第1回の地上波での放送終了直後につぶやいた、こちらの言葉でした。

あの前田敦子さんのセリフをもじって、これからも『光る君へ』を見てほしいと訴えた玉置さん。このポスト(投稿)は2万以上の「いいね!」を獲得し、リプライも多数集まりました。

投稿で心が癒されるという声も

また、番組を観ながら、「道兼が非道なことをするたびに、玉置さんのXでのつぶやきを見てホッとしてました」との声もあります。確かに彼の演技はうますぎて、リアルな危険人物を見ているような気分になりますが、そんな視聴者に心の逃げ場を与えたのはグッジョブですね。

では、実際に玉置さんはどんなことをつぶやいたのでしょうか?さかのぼって主なポストをピックアップしてみましょう。

玉置玲央のリアタイ投稿のつぶやきがエモい!

第1回放映時のつぶやき

放映開始後、玉置さんの第一声は「はじまりました!」続いて「ユースケさん晴明大好き」と、冒頭にバーンと登場したユースケサンタマリアさんへの愛を表明しました。

続いて道兼の兄・道隆を演じる井浦新さんを「兄上雅(みやび)だわぁ」とホメ、円融帝を演じる坂東巳之助さんを「坂東さんの説得力すごい」とホメています。

その合間に弟・三郎役の柄本佑さんをボコるシーンがあったため、「俺が代わりに謝る、ごめん三郎」と謝罪。

弓で的をはずしたシーンの後は、本当は弓が上手いんだと主張しています。実際、玉置さんは運動全般が得意でいらっしゃるそうです。

そして、完成した『光る君へ』を初めて観た感想は……

共演者へのリスペクトが伝わってくるし、視聴者目線で心から放送を楽しんでる感じがいいですね!

その後、「段田さんかっけーなー」「野呂さん本多さん最高」「先輩方の芝居が天下一品や」と共演者ボメが続き、ドラマはクライマックスへ。

衝撃のラストの直後、「道兼のことは嫌いになっても……」の名ポストが生まれたのです。

第2回放映時のつぶやき

第2回のリアタイ投稿も元気にスタートしました。

まず、顔が黒い藤原実資の秋山さんをホメてます。
次に、成長したまひろ(吉高由里子)と弟の惟規(高杉真宙)のシーンなど、ほっとする場面になると、本音がダダもれになります。

「仲良いのいいなー」「俺もほんわかしてぇよー」

Keiko

仲良くする相手もほんわかするシーンもなくてかわいそう!

この後、父の兼家に汚れ仕事を命じられるシーンでは、「ち、ちちうえ……?」「ちちうえー!!」「なんなのこのドラマー」と、道兼になりきって自分の境遇を嘆いています。そして、かなわぬ願望を口にするのです。

「俺も従者とこんな関係築きたかったし…」

かわいそう!!

Keiko

ちなみに、この日一番たくさんの「いいね!」を集めたのは、「俺もほんわかしてぇよー」でした。ですよねー。

「道兼は嫌いだけど好き!」ファンの気持ちもフクザツ

ファンからの反応も面白いものがたくさんあります。

一番多いのは、玉置さんのポストを踏まえて、少々ひねった形で彼の演技を賞賛する声です。

演技とXのつぶやきとのギャップ萌えの声。

Xには、「スペース」という音声を使ったリアルタイムの交流の場もありますが、玉置さんはそこで撮影の裏話なども公開しているもよう。リスナーには誰でもなれるので、気軽に参加してみるのも楽しそうです。

Keiko

「三郎君」とは少年時代の道長=三郎を演じた木村皐誠くんのことですね。

X効果で玉置ファン、番組ファンが増加中?

Xの中で、玉置さんは、番組の関連情報もきめ細かく提供してファンに感謝されています。ファンへの配慮とプロモーションへの意識が高さがうかがえますが、これは劇団の一員として自ら宣伝したり、チケットを売ってきた経験からでしょうか?

Keiko

再放送情報とか、見逃した人やもう一度見たい人にはありがたいですよね!

玉置さんに対して「嫌な奴なのは役の上だってわかっている」という温かい声もたくさん上がっています。

そして、「玉置さんが視聴者目線でつぶやいているのがエモい」「光る君へを見ながら玉置玲央さんのツイートを眺めるのが一番面白い」などの声も。

Keiko

インタビューでもとっても自然体でいいですね!ユースケ・サンタマリアさんが好きなんだ、そうなんだ(笑)

玉置玲央さんは結局損した?得した?

結局、玉置玲央さんは『光る君へ』で藤原道兼役を演じて得したことの方が多かったといえそうです!

玉置さんは、この役を演じて、幅広い人物を演じ分ける演技力の確かさを、多くの人に知らしめました。また、その人柄がしのばれるエモ可愛い投稿新たなファンを獲得し、大河ドラマファンに「玉置さんのリアタイ投稿とセットで『光る君へ』を観る」という新たな楽しみを提供しました。

問題のある役柄を補って余りあるイメージアップ力です!玉置さん本人も得しましたけど、番組も得しましたよね。

まとめ

『光る君へ』の藤原道兼役で注目を集める玉置玲央さんについて、その役柄や、盛り上がっているXのポスト(投稿)の内容などをまとめました。

調べるほどに、シャープな風貌やドラマの中でのイメージを裏切る、親しみやすく楽しい人柄が伝わってきました。これからの活躍がますます楽しみです。

そして玉置さんのつぶやき効果で、『光る君へ』を楽しく見られるファンが増えたことは間違いありません。これからの道兼がどうなっても、きっと番組を嫌いになる人は(あんまり)いないでしょう!

『光る君へ』の超わかりやすい相関図・キャスト解説が読める記事はこちらです↓

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この記事を書いた人

Keikoのアバター Keiko 編集者・ライター

雑誌記者歴10年以上、書籍制作で発行部数150万部超の編集者・ライターです。テレビドラマや映画、音楽、タレント、俳優、アーティスト等の気になる話題など、私のアンテナが反応した情報をお届けします。

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