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『どうする家康』阿茶局はいつから登場?松本若菜は斉藤由貴を超えるか

どうする家康 阿茶局 松本若菜

松本若菜さんが、大河ドラマ『どうする家康』阿茶局キャストに選ばれました。

実力と美貌を兼ね備え、いまや売れっ子女優の松本さん。登場がとても楽しみです。

阿茶局といえば、『真田丸』での斉藤由貴さんの演技が印象深かった!という人も多いでしょう。

この記事では、阿茶局役や松本若菜さんについての情報をお伝えするとともに、斉藤由貴さんが演じたキョーレツな阿茶局も振り返ります。

歴史上の人物が、演じる人の個性でどんなふうに輝くか。そこを予想したり、見くらべてみるのも大河ドラマの楽しみです。ぜひ最後までお読みください!

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『どうする家康』阿茶局のキャストは松本若菜

どうする家康』で阿茶局(あちゃのつぼね)の役を演じるのは松本若菜さんです。

松本さんは、『麒麟がくる』(2020年)にも家康の母・於大の方役で出演し、登場シーンは短いながらも、家康を案じて涙する於大の方を情感豊かに演じました。

大河ドラマ出演2度目にして、今度は歴史ファンにも人気の高い「阿茶局」という重要な役を演じます。

家康が最も愛したといわれる側室、阿茶局とはいったいどんな人物なのでしょうか?

『どうする家康』の阿茶局はいつから登場?どんな役?

(追記)阿茶局は10月1日(日)放送の第37回から登場しています!

史実をひもとくと、武田家家臣の娘、阿茶局が家康の側室となったのは、最初の夫を亡くした2年後の1579年。実は、家康の正室の築山殿が亡くなったのと同じ年です。

武芸にも通じ、才気あふれる阿茶局は、家康が出陣する際もたびたび同行。1584年の小牧・長久手の戦いでも家康に同行していたのですが、『どうする家康』では、その場面は描かれていません。

Keiko

1586年に秀吉の妹の旭姫が正室として嫁いできた時も、阿茶局は側室のトップとして旭姫を出迎えたはずだけど、やっぱり姿は見せないんですよね。

やっと登場した第37回では、ナレーションで簡単に紹介されつつ、きりりと髪をまとめた姿の阿茶局が登場。参謀役としての片鱗を見せましたが、登場シーンはごくわずかでした。

また、実際は、亡き於愛の方が産んだ秀忠の養育も阿茶局にまかされているのですが、そのへんがわかる描写も省かれていました。

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でも、ドラマが終盤に向かうにつれて、阿茶局の出番が増えてきました。

家康を惑わそうとする茶々に「狐」のたとえを使って対決姿勢を見せたり、上杉征伐で家康の留守を守った時は刀を抜くシーンもあったり、関ヶ原の戦いでは徳川に身を預けるよう茶々に進言したり。一途で強い女性として、家康に寄り添っています。

第47回『乱世の亡霊』では、茶々の妹・初(鈴木杏)を相手に、大坂冬の陣の和議に臨みました。

阿茶局は、年の功を発揮して?やわらかな笑顔でシビアな条件を提示します。しかし初も、穏やかな口調ながらけっこうしたたか。お堀の埋め立ては豊臣にまかせてほしいと言い張り、すべて阿茶局の思い通り、というわけにはいきませんでした。(それでも徳川の有利は揺らぎませんが。)

そして最終回の阿茶は……家康が臨終するまでそばにいたようです。本田正信(松本ケンイチ)に、家康は幸せだったのか?と言いながら涙する後ろ姿が彼女の最後の登場シーンでした。

『どうする家康』阿茶局役の松本若菜のコメント

松本若菜さんは、阿茶局という役についてこんなふうにコメントしています。

私の印象としては、強くて家康に深い愛情を持っている女性です。家康亡きあとも後継人を任されるほど、家康そして徳川家からの信頼が厚く才覚があるところにフォーカスが当たりがちですが、それだけではなく、家康を側室として支えた阿茶局の多彩な表情を深い想いで演じたいと思っています。

(出典:https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=39467

男社会の極みともいえる戦国の世で活躍した阿茶局を、松本さんは「今で言うバリキャリな女性」とも表現しています。 ときに突き抜けた演技もみせる彼女が、バリキャリでなおかつ愛情深い阿茶局をどんなふうに演じるのか、ワクワクしますね。

Keiko

追記:『どうする家康』の家康は、最後まで「妻は瀬名だけ」みたいな人でしたね。もう少し、家康と阿茶局の情愛が通うさまを見たかった気がします。でも、松本若菜さんは与えられた役を本当に心を込めて演じておられたと思います!

阿茶局を演じる松本若菜のプロフィールや出演作品

松本さんといえば、『やんごとなき一族』(フジテレビ系)のはじけたキャラ・美保子で一躍注目を浴びた人。「義妹をイビる女性」という悪役を愛されキャラに昇華させ、SNSは「♯松本劇場」というハッシュタグまで生まれて盛り上がりました。

22歳でデビューして15年後のブレイクなので、松本さんはよく遅咲きの女優という言葉で紹介されます。でも、インタビューなどを拝見すると、本人は「私、咲かせていただいているんですかね?そんな風に自分では思わないんですけど」と、いたって自然体。そんな気取らない人柄も愛されています。

ここでは松本さんのプロフィールや主な出演作品を紹介します。

松本若菜の基本情報

本名 松本若菜

生年月日 1984年2月25日(39歳)

出身地 鳥取県米子市

身長 165cm

血液型 A型

現在独身

松本若菜の来歴

松本若菜さんは2006年、22歳で芸能界入りしました。

高校時代に芸能事務所にスカウトされましたがその時は断り、卒業後は地元で就職。数年度、「自分の可能性を広げたい」と思い立っての上京でした。

2007年に『仮面ライダー電王』で女優デビュー。2009年には映画初主演も務めています。

その後、仕事に恵まれない時期も経験しつつ、映画『愚行録』(2017年)やドラマ『やんごとなき一族』(2022年)での演技が評価され、今では各方面から引く手あまたの女優です。

松本若菜が出演した主な作品

ドラマ

『仮面ライダー電王』……主人公の姉・野上愛理役

『コウノドリ 第2シリーズ』(TBS系・2017年)……産婦人科医・倉崎恵美役

『やんごとなき一族』(フジテレビ系・2022年)……長男の妻・深山(みやま)美保子役

『復讐の未亡人』(テレビ東京・2022年)……初の連続ドラマ主演。鈴木美月/密役

『ファーストペンギン』(日本テレビ・2022年)……農林水産省職員・溝口静役    

『18/40~二人なら夢も恋も』……主人公の親友の産婦人科医・柴崎薫役

Keiko

松本さんが演じた『やんごとなき一族』の美保子、義妹イビリをエンターテインメントに昇華した?パフォーマンスはサイコーでした!でも、コメディエンヌの役はむしろ少なくて、キリッとした仕事のできる女性の役にハマる女優さんとして活躍してますね。

映画

『腐女子彼女。』(2009年)……ヒロイン・白崎ヨリコ役

『愚行録』(2017年)……田向(たこう)友希恵役

Keiko

『愚行録』は貫井徳郎さんのミステリー小説が原作。エリートサラリーマン一家惨殺事件の1年後を描いた物語です。松本さんは、犠牲となった田向一家の妻、友希恵を演じて高く評価されました。

受賞歴

ヨコハマ映画祭最優秀助演女優賞(2017年『愚行録』)

ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演女優賞(2022年『やんごとなき一族』)

東京ドラマアウォード助演女優賞(2022年『やんごとなき一族』)

『真田丸』で斉藤由貴が演じた阿茶局とは

『真田丸』で斉藤由貴が演じた阿茶局とは

ここで、過去に阿茶局を演じた女優さんにも注目してみましょう。

近年ではやはり、『真田丸』で斉藤由貴さんが演じた阿茶局のインパクトが強烈でした。

斉藤さんが演じた阿茶局はどんなふうにすごかったのか、検証してみます。

「女狸、強い、怖い」……SNSでも大きな話題に

過去のSNSから、斉藤由貴さんの阿茶局についての視聴者の声を拾ってみましょう。

Keiko

確かにタヌキです!やわらかい物腰で相手をほっとさせながら、裏にある真の目的を果たしました。

Keiko

豊臣側の交渉役が阿茶局の局に丸め込まれたおかげで、お堀を埋められ、真田丸を壊されて、真田信繁(幸村)の戦術がだいなしに……。

Keiko

何よりも家康と徳川家を大事に思うからこそ、敵に対しては冷徹になる。阿茶局の局はまさに敵に回したくないタイプですよね。

底知れぬ魅力とゆるぎない強さをもった阿茶局

斉藤由貴さんは、2023年、同じNHKの『大奥シーズン1』(よしながふみ原作)で、徳川家存続のために大奥をつくった春日局を演じています。

『真田丸』の阿茶局と『大奥』の春日局。どちらもやることは怖いのですが、斎藤さんのもつ雰囲気のせいか面白味もあり、底知れないものを感じさせます。そして、自分の大義を貫いたあっぱれな人物として、長く記憶に残るキャラクターになっています。

そういう人物をつくりあげた斉藤由貴さんはやっぱりすごいです。

『どうする家康』阿茶局の松本若菜に対する期待と評判

松本若菜さんは、阿茶局を演じるにあたって、前述のように「家康を側室として支えた阿茶局の多彩な表情を深い想いで演じたい」と語っています。

阿茶局が家康に頼られ、大切にされた理由は、彼女の優れた才覚だけではなかった。松本さんは、そこを掘り下げていこうとしているのでしょう。

『どうする家康』には、これまでも正室・瀬名(有村架純)や側室・於愛の方(広瀬アリス)をはじめ、個性豊かな女性たちが登場しています。

「実物とかけ離れていませんか?」「当時の日本でこれはアリですか?」など、その描き方は時に賛否両論を巻き起こしていますが、大河ドラマはあくまでもドラマ。おそらく阿茶局も、『どうする家康』ならではの個性の強いキャラクターになるのでは。

Keiko

(追記)上記のように予想していましたが、登場からここまでを振り返ると、やっぱりとても男前な阿茶局になっていますね。

松本若菜の阿茶局についてのSNSの評判

SNSから松本さんの阿茶局に期待する声や評判を集めてみました。

Keiko

なんと阿茶局の侍女になりたい!?阿茶局と松本さん、両方のファンだという方からの激アツメッセージです!

Keiko

松本若菜さんが演じることで、斉藤由貴さんとはまた違った阿茶局の顔が見られそう。そんな期待も高まってます!

Keiko

確かに。サッパリした感じで、家康と向き合っている時もあまり男女を感じさせませんね。家康の母親みたいだった斉藤由貴さんの阿茶局とはだいぶ違います。

まとめ

「遅咲きの女優」といわれ、現在絶好調の松本若菜さんが、『どうする家康』で家康の最愛の側室といわれる阿茶局を演じます。

徳川家康を描いたドラマに欠かせない阿茶局は、歴史ファンならずとも気になるキャラクターです。

コミカルからシリアスまで、演技の幅が広い松本若菜さん。視聴者をザワつかせた斉藤由貴さんの阿茶局に負けない、魅力いっぱいの阿茶局を見せてくれるのではないでしょうか。

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この記事を書いた人

Keikoのアバター Keiko 編集者・ライター

雑誌記者歴10年以上、書籍制作で発行部数150万部超の編集者・ライターです。テレビドラマや映画、音楽、タレント、俳優、アーティスト等の気になる話題など、私のアンテナが反応した情報をお届けします。

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